令和8年度 2種 実務 第1回模試クエスト
北島先生からの挑戦状
模試本問だけでなく、解説に出てくる重要事項も問題化しています。選択肢は見えやすいよう、アップロード形式に合わせて修正済みです。
収録問題数:83問。対象:ICRP関連、線源管理、放射線検出器、計数統計、個人被ばく線量計、RI装備機器、遮蔽計算など。
事前学習:第1回模試 実務の攻略
問題を解く前に、解説部分で覚えるべき知識を整理します。模試の解説に出てくる語句もクエスト問題に入れています。
1. ICRP関連
放射線加重係数は、放射線の種類とエネルギーで決まります。臓器・組織ごとに異なるのは組織加重係数です。X線・γ線は1、中性子はエネルギー依存、陽子は2、α粒子は20を押さえます。
2. 線源の知識
90Sr線源を鉛に直接入れると、β線そのものは遮蔽されても、娘核種90Yの高エネルギーβ線により制動放射線が発生します。β線は高Z材に直接入れない、という考え方が大切です。
3. 放射線検出器
電離箱・比例計数管・GM計数管は電子−イオン対、半導体検出器は電子−正孔対、シンチレーション検出器は発光量を利用します。Ge検出器は冷却が必要、NaI(Tl)などは潮解性にも注意します。
4. 計数統計
計数値Nの標準偏差は√N、計数率N/tの誤差は√N/tです。相対標準偏差は1/√Nです。1σは約68%、2σは約95%、3σは約99.7%を押さえます。
5. 個人被ばく線量計
蛍光ガラス線量計は紫外線刺激、TLDは加熱、OSLは光刺激、電子式ポケット線量計は半導体の電子−正孔対を電気信号として読み取ります。
6. RI装備機器
水分計は241Am-Beや252Cf、ECD型ガスクロマトグラフは63Ni、レベル計は60Co・137Cs、厚さ計は85Kr・147Pmなどを整理します。
7. 非破壊検査と遮蔽計算
ラジオグラフィでは主に60Coと192Irが使われます。60Coの鉛半価層は約13 mm、192Irは約4 mm。遮蔽計算は、線量率定数×放射能÷距離²と、半価層による(1/2)厚さ/半価層を使います。